ケアプランの正式名称は、「介護サービス計画書」です。ご自宅で介護サービスをご利用されている方と、施設入所をされている方とで、若干書式に違いはございます。
かいごのいりぐちは、ご自宅で介護サービスをご利用されている方の担当をさせていただいておりますので、ご自宅で介護サービスをご利用されている方用の書式についてご説明させていただきます。
各書式とも、国の定めた様式と項目があり、それに準じたものとなっております。一般的には、居宅サービス計画書のうち第1表~第3表をケアプランと呼んでおります。
第1表:要介護区分状態や総合的な援助の方針等の項目がございます。
第2表:ニーズや目標、ご利用サービスや頻度・期間などの項目がございます。
第3表:1週間、24時間の大まかな生活リズム等を記載しております。
第4表:介護サービスをご利用されるにあたり必須の、「サービス担当者会議」の会議録(要点)の書式です。
第5表:ケアマネジャーが業務として行った内容や判断、課題や根拠等を記載しています。
第6表・第7表:1ヶ月毎に作り、翌月分をお届けしている、サービス内容・ご利用料金等の記載されている予定票と別表です。
これらの各書類(ケアプラン)があることで、ご利用された介護サービスが公的な介護保険サービスとして認められています。
お客様・ご家族様にとっては、何の意味があるのかわからない、毎回サインや判子を押させられる、1年経つと1cmくらいの厚みにはなってしまい、処分してよいかどうか悩む書類となっております。ケアマネジャーからすると、お客様・ご家族様・介護サービス事業所様に交付しなければいけない書類です。